この古代都市は、Nakhon Nayok県に
あります。
3076号線をNakhon Nayokに
向かって、北上して行くと
道の西側にあります。
古代都市の中に、
更に、環濠を持つ都市があります。
右の説明によると、
内側の環濠を持つ都市は、
Dong Lakhonと呼ばれています。
この地域には、
不思議な民謡が聞こえてくると言う
言い伝えがあり、
Dong Lakhonとは、
「不思議な民謡が聞こえる土地」と言う
意味らしい。
また、Dong Lakhonと呼ばれる前は、この村は、Muang Lablaeと呼ばれていたらしく、
Muang Lablaeには、以下の民話が伝わっています。
昔、森の中で迷って死にそうだった若い男が、美しい女性に助けられ、
誰にも存在を知られていない村へ連れて行かれます。
その村は、Muang Lublaeと言い、見えない村を意味します。
そして、彼は助けてくれた女性に恋をし、村で最も大切なルールである「嘘をつかない」条件で
村に残ります。
彼は、幸せな年月を過ごし、やがて、娘ができます。
いつか、妻が外出している間に、娘が泣き出します。
そして、彼は我慢できなくなり、娘に「お母さんはそこにいるよ。泣くのはおやめ」と
嘘をつきました。
そして、妻が帰って来た時、妻は彼が嘘をついた事に気付きました。
その事を知った村の人は、「今すぐ、この村を出て行かなければなりません。」と言います。
彼が村を出て行く時、妻は「故郷に帰り着くまで、決して開けてはいけません。」と
言って、袋を渡します。
しかし、彼が村から離れて行くにつれ、袋は次第に重くなり、たまらず袋を開けてしまいます。
中を見て見ると、石しかありません。怒って、袋が軽くなるまで、石を投げ捨ててしまいます。
そして、自分の故郷にたどりついた時、既に自分の住み慣れた家は無く、
彼の知っている人は誰も生きていませんでした。
妻の村で過ごした年月は、ここでは、10倍の速さで過ぎ去ったようです。
全てを失った絶望の中で、妻から貰った袋を思い出しました。
バッグの中には、ひとつの塊が残っているだけでした。
彼は、それを取り出して見ると、それは、小さな金の塊でした。
この話は、嘘をついたらいけない。そして人を信じる事の大切さを教えていると思います。
もしも、妻の言葉を信じていれば、袋の中は全て金塊だったかもしれません。
環濠跡です。
環濠跡です。
環濠の横にあった社の中です。
環濠内には、象の道がありました。
野生の像がいる???
確かに森はありますが、少し狭いような気がします。